防衛省によると、15日午後8時頃、青森県の下北半島・尻屋崎の東北東約70キロで、戦車揚陸艦2隻を確認。
さらに16日午前7時頃、尻屋崎の東北東220キロの海域でも、別の戦車揚陸艦2隻を確認した。その後、これらの艦艇が津軽海峡を日本海に向けて航行したことを確認した。
これに対し、海上自衛隊の哨戒機「Pー3C」などで、警戒監視を行ったとしている。
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アメリカンフットボールの定期戦での悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた日大の宮川泰介選手の会見が22日、都内の日本記者クラブで会見が始まった。
会見に出席したのは日大の宮川泰介選手(20)。丸刈り頭で報道陣の前に現れた。
宮川泰介選手は冒頭で関学大の選手関係者へおわびの言葉を続けた上で「やる気がないならやめろ。相手のQBをつぶすなら試合に出してやる」と指示されたことを明かした。さらに「監督、井上コーチから1プレー目からQBを潰しに行け。試合前に井上コーチから『できなかったじゃ済まされない』と言われた。秋の関西学院大の試合でQBがケガをしていれば得だろう」などと生々しく当時の追い込まれた状況を語った。
そして「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と競技から引退することを明言した。全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望された選手だったが、今月上旬には内田前監督から「やる気がないならやめろ、試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていた。
フィリピン警察当局は14日、ドゥテルテ氏の大統領就任から約2カ月半で、警察官が取り締まり中に殺害した薬物犯罪容疑者は1506人になったと発表。ほかに1571人が「密売人」などの書き置きとともに殺害されて見つかり、自警団の関与が指摘される。
こうした「超法規的殺人」に国際社会の批判が強まる中、男性は人権などに関する上院公聴会で宣誓。ドゥテルテ氏が1988年の市長就任後、警察官や元共産党戦闘員で構成する「ダバオ暗殺団」に加わり、殺害も指示していたと証言。ドゥテルテ氏批判を繰り返す人物や、対立候補の関係者の暗殺も含まれていたと述べた。
また、2007年に法務省捜査員と銃撃戦となった際、ドゥテルテ氏自らが2丁のマシンガンで「とどめを刺した」とした。
男性は「麻薬密売人、強姦犯、誘拐犯などを殺すのが仕事だった」と、約50人の殺害を告白。遺体は仲間の警察官が所有する採石所に遺棄したほか、生きたままワニの餌にしたという。
男性は14年、団体を抜けて法務省の保護下に。ドゥテルテ氏が大統領に当選した今年5月以降は保護を離れたが、大統領と対立するデリマ上院議員から今回の聴聞会に呼ばれた。
ドゥテルテ氏が掌握する議会からは「でたらめだ」と、証言の信頼性を疑問視する声が上がる。ただ、マニラ・タイムズ(電子版)は16日付の社説で、今回の議会証言の扱いで「国家としての成熟度が試される」と調査の必要性を訴えた。