1: 木になる名無しさん 2022/03/17(木) 15:10:07.90 ID:u6gKyNpr9
【鹿児島4歳女児溺死】 犯人の日渡駿容疑者“刺青男”は葬儀で「泣きじゃくっていた」
 2019年8月、鹿児島県出水市で当時4歳の大塚璃愛來(りあら)ちゃんが死亡した事件。鹿児島地検は16日、母親の交際相手だった日渡駿容疑者(24)を暴行と重過失致死の罪で起訴した。日渡駿容疑者は璃愛來ちゃんが亡くなって間もなく暴行容疑で逮捕されたが、当時は処分保留で釈放。今年2月、再度逮捕されていた。
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 鹿児島県警は、日渡駿被告を璃愛來ちゃんに暴行して、くも膜下出血を負わせ溺死させたとして、傷害致死の疑いで逮捕・送検。しかし、鹿児島地検は「くも膜下出血は認められるが、暴行で死なせたとは認められない」とし、日渡駿被告を傷害致死罪ではなく、過失により死亡させた重過失致死罪で起訴した。

 璃愛來ちゃんはなぜ4歳で短い人生を閉じなければならなかったのか。凄惨な事件の様子を報じた「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2019年9月12日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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「建設作業員だという彼は朝7時半には出掛け、夕方5時には帰宅。母親は彼と同年代で、水商売をしており、夜8時になると店の送迎車が来て、仕事に行っていました。夜から朝にかけて彼と璃愛來(りあら)ちゃんが2人になる時間があったのです」(同じアパートの住人)

 またしても起こってしまった、幼い女児が犠牲になる虐待事件。鹿児島県出水市で、4歳の大塚璃愛來ちゃんが死亡し、同居する母親の交際相手、日渡駿(21)が暴行容疑で8月31日に鹿児島県警に逮捕された。

 県警担当記者が語る。

「8月28日午後に『風呂場で溺れた』と日渡が病院に璃愛來ちゃんを搬送。死因は溺死でしたが、遺体に複数の傷があることが分かり、暴行の事実が明らかになりました」
“魔の時間帯”に「女の子の泣き声」

 現場となった自宅は家賃6万2500円で、間取りは2LDKのアパート。ここに3人が転居してきたのは2019年7月頃のことだったという。

 前出の住人は夜8時から深夜2時の“魔の時間帯”に複数回、「女の子の泣き声を聞いたことがある」と語る。近所では、雨が降る日に璃愛來ちゃんが玄関の前に全裸で一人立たされていたという目撃談も。

「日渡は、自身のSNSに璃愛來ちゃんと仲睦まじく写っている写真を投稿する一方、日焼けした身体に刺青を施した異様な風貌を誇示。仲間との乱痴気騒ぎやパチスロに興じる奔放な様子も度々アップしていました」(前出・県警担当記者)

 日渡の“二面性”について、中学校時代の同級生はこう証言する。
小学校時代にイジメを受け、中学に入ると不良に

「共働き家庭の一人っ子として母や祖父母に甘やかされて育った日渡ですが、父親には怯えていて、父親がいる時は家の中で遊ぶことも許されない状況でした。抑圧されていたせいか、小学校の頃はつまらない嘘をつくことも多く、周囲から仲間外れにされるなどのイジメを受けていました」

 その反動からか、中学に入ると不良を気取るようになり、学校をサボるなどの問題行動が増えたという。

「不良と言っても強い人には歯向かわず、後輩や力の弱い仲間を罵倒し、蹴ったりする“弱い者いじめ”という感じでした」(同前)

 日渡駿はその後、県内の公立高校に進学したものの、トラブルがもとで謹慎処分を受け、自主退学している。

「成人式の時、金髪に黒のスーツ姿で参加した日渡が、来賓の挨拶中にヤジを飛ばして式を妨害していました。周りから囃し立てられると調子に乗るところは相変わらずでした」(同前)

 日渡が常連だった飲食店の店主が語る。

「『金ならあるけぇ』と言って、週一回ペースで飲みに来ていた彼に“変化”が現れたのは今春のことでした。交際相手の子供を祭りに連れて行ったり、朝方まで飲んでいた彼が『子供がいるんで』と断わって、どんなに遅くても午前2時には帰るようになったのです」
交際相手は璃愛來ちゃんの母親だった

 その交際相手こそ、璃愛來ちゃんの母親だった。当時、彼女は薩摩川内市に住み、市内のクラブに勤務していたという。

「薩摩川内市には彼女の実母も住んでいたことから、璃愛來ちゃんを認可保育園に通わせながら働いていましたが、そのうちに日渡の子供を妊娠。今年12月の出産予定日に備え、結婚も視野に入れた家族公認の関係だったようです」(事情を知る関係者)

 ところが一方では、深刻な虐待被害とネグレクト(育児放棄)の兆候が顕在化してもいたのだ。

 薩摩川内市内のドラッグストアの店長は2019年3月、閉店準備に入った夜10時前の店内に、一人で姿を見せた璃愛來ちゃんを不審に思い、警察に通報した。

「お菓子売り場に1人でいて、親の姿が見当たらないので、名前を聞いたら『りあら』と名乗った」(店長)

 璃愛來ちゃんが夜間に1人で徘徊し、警察に保護されたケースは3月下旬から4月にかけて計4回。虐待を察知する機会も見過ごされ、結果的に彼女の“シグナル”は行政側には届かなかった。

 璃愛來ちゃんの葬儀で、日渡駿は人目も憚らず、泣きじゃくっていたという。

「優しくていい子だから」

 日渡駿の祖母は加害者となった孫を庇うが、地元の知人はこう話す。

「実家に寄生し、贅沢三昧の暮らしぶりで、前の彼女も彼の暴力に悩んでいた」

 無力な4歳の女児が味わった絶望の日々は、想像するに余りある。

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